都心街区の利便と、隣りあう日常。
大型商業施設やオフィスビルの集まるJR「札幌」駅エリアに、
市民の憩いの場となる自然豊かな大通公園や北海道大学植物園。
さらには、日本有数の歓楽街であるすすきのエリアをはじめ、
時計台や赤れんが庁舎などの歴史ある観光スポットも。
多彩な表情を見せる、都心の快適なライフシーンを日常の傍らに。
北海道知事公館
ORIGIN OF ELEGANCE CHIJI KOKAN
「由緒」を今に受け継ぐ、
「北海道知事公館」。
都心の喧騒を離れて、広々とした緑の庭園の中に佇む洋館。
赤と白のコントラストが、風景に鮮やかな印象を添える。
開拓期から脈々と受け継がれる、歴史の記憶。
数々の賓客に愛されたこの地の「由緒」に、想いを巡らせて。
明治25年(1892年)、開拓使に従事した後に札幌農学校の第二代校長を務めた森源三が、現在の知事公館の敷地を購入し、邸宅を建設。大正4年(1915年)に、この敷地と邸宅を三井合名会社が買い取り「三井札幌別邸」として増改築され、北海道における三井関係会社の迎賓館として利用されていた。そして昭和11年(1936年)、この別邸の隣に新たに建設された「三井別邸新館」が、現在の知事公館である。戦後、米軍による接収などを経て、昭和28年(1953年)に北海道の所有となり、以来知事公館として使用されている。昭和47年(1972年)の札幌冬季オリンピック開催時には、昭和天皇・皇后両陛下ご一行の御宿泊所ともなり、平成11年(1999年)には登録有形文化財に指定。毎年春から秋にかけて庭園が一般公開され、市民の散策スポットとしても広く親しまれている。
北海道立近代美術館
SYMBOL OF CREATION KINDAI BIJUTSUKAN
札幌の「美」を象徴する、
「北海道立近代美術館」。
知事公館と隣接する、札幌が誇るべきアートシンボル。
バラエティに富んだ、道内随一のコレクションが集まる。
北海道ゆかりの作家たちが残した、至高の作品。
感性を刺激する、運命的な「美」との出会いを求めて。
昭和42年(1967年)、北海道ではじめての美術館として開設された北海道立美術館。その10年後の昭和52年(1977年)に発展的なかたちで新たに設立されたのが、現在の北海道立近代美術館である。同時期には、後に分館として位置付けられる北海道立三岸好太郎美術館も開館している。北海道に関係する作家の絵画・彫刻作品を中心に、国内外の優れたガラス工芸品や1920~30年頃に活躍した「エコール・ド・パリ」の作家たちの作品など、収蔵品のジャンルは多彩。北海道のアートムーブメントを牽引する拠点として、多くの市民や観光客から注目を集めている。また、北海道知事公館と北海道立近代美術館が面した北1条通は、もとは北海道神宮の表参道として開かれた歴史あるメインストリート。都心部と円山をつなぎ、名だたる歴史・文化施設が連なるこの道は、「由緒」と「美」が交差する場としても重要な意味合いを持つ。
CULTURE SPOT
札幌市資料館/
EAST棟 徒歩8分(約610m)
大通公園/
EAST棟 徒歩8分(約610m)
北海道大学植物園/
EAST棟 徒歩13分(約1,000m)
札幌市北3条広場/
EAST棟 徒歩23分(約1,770m)
札幌市時計台/
EAST棟 徒歩23分(約1,800m)
札幌市教育文化会館/
EAST棟 徒歩5分(約360m)