幕末から時を重ねる、特別な丘。
安政6年(1859年)、最初に日本の玄関として開港された横濱。
日本外交において丘の手宮崎町界隈は、
日本の重要な役割を果たす地として、豊かに時を重ねてきました。
そしてまた、いまに息づくそのDNAを継承しながら、
邸宅の新たな系譜が綴られていきます。
歴史とモダン、文化と文教が織りなす、洗練が彩る丘。
文明開化の日本において重要な役割を果たした丘は、モダンな横浜にふさわしい、洗練された街並みを描く街でもあります。周辺には公共建築賞やBELCA賞受賞の「県立青少年センター」やDOCOMOMO100選に選ばれた「県立図書館」、日本の近代建築20選選出の「県立音楽堂」など、日本を代表する近代建築で創られた文化施設が集積。その洗練された風景は、この丘だけの特別な風趣を紡いでいます。
神奈川県立青少年センター |
伊勢山ヒルズ |
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神奈川県立図書館 |
神奈川県立音楽堂 |
幕末から時を重ねる、特別な丘。
安政6年(1859年)、最初に日本の玄関として開港された横濱。
日本外交において丘の手宮崎町界隈は、
日本の重要な役割を果たす地として、豊かに時を重ねてきました。
そしてまた、いまに息づくそのDNAを継承しながら、
邸宅の新たな系譜が綴られていきます。
横濱の総鎮守、伊勢山皇大神宮。
明治3年(1870年)に創建されたこの神社は、初宮詣・七五三・結婚式などを執り行う晴れ舞台として人々から親しまれており、かつて設けられていた「伊勢山離宮」には日本最初の国賓が迎えられるなど、迎賓の地としても歴史にその名を記しています。
横浜野毛伊勢山従海岸鉄道蒸気車ノ図 三代目歌川広重画(1874年) ※所蔵:横浜市中央図書館日本の玄関として重要な役割を果たした、
神奈川奉行所跡。
現在の県立図書館や音楽堂、文化資料館などのある県文化センタ-一帯は、横濱開港にそなえて置かれた奉行所跡にあたります。この奉行所は横濱開港直後の安政6年(1859年)に開設され、横濱黎明(れいめい)期の行政事務を処理し、日本の玄関として重要な役割を果たしました。
近代都市発展のスタートライン、
日本初の駅「横浜」駅。
明治5年(1872年)日本最初の鉄道として開業したのが横浜~品川間で、初代「横浜」駅は現在の「桜木町」駅。駅舎は木造石貼り2階建ての2棟で、開業の前の年に完成しました。近代都市としての交通インフラは、ここから始まったのです。